クレペリン検査は、足し算を続けたときの作業量の推移から、受検者の作業のしかた・疲労の出方・安定性などを見ます。
その結果を、曲線の特徴ごとに24種類の型に分類したものが「24類型」です。
目次
何を基準に分類するのか
24類型は、主に次の要素で分かれます。
1. 作業量の高さ
- 多い
- 普通
- 少ない
2. 曲線の流れ
- 前半から後半へ 上がる
- ほぼ 横ばい
- 後半に 下がる
3. 安定性
- 安定している
- ムラがある
- 波が大きい
4. 疲労の出方
- 最後まで保てる
- 後半で落ちる
- 途中で乱れる
24類型の大まかな意味
24類型は、細かい名称は違っても、実質的には次のようなタイプに整理できます。
① 安定型
- 1日の中での波が少ない
- ペースが大きく崩れない
- 仕事を丁寧に続けやすい
向いている傾向
- ルーチン作業
- 正確さが大事な仕事
- 継続力が必要な業務
② 上昇型
- 後半になるほど作業量が増える
- 慣れてから強さを発揮する
向いている傾向
- 徐々に慣れる仕事
- 経験を積むと伸びる仕事
注意点
立ち上がりの速さが必要な場面では不利になることがある
③ 低下型
- 前半は良いが後半に落ちる
- 疲労の影響を受けやすい
向いている傾向
- 短時間で区切られる仕事
- 負荷が高すぎない業務
注意点
長時間作業や連続集中が課題になりやすい
④ 変動型
- 日内で波が大きい
- 集中の安定にムラが出やすい
向いている傾向
- 状況変化のある仕事
- 刺激がある場面で力を出せることもある
注意点
安定性重視の仕事では評価が分かれる
受検結果としてよく見るポイント
検査結果を見るときは、単に「速い/遅い」ではなく、次を確認します。
作業量:全体として多いか少ないか
安定性:ムラが少ないか
持続力:最後まで保てるか
疲労耐性:後半で崩れないか
立ち上がり:最初から力が出るか
まとめ
クレペリン検査の24類型は、
作業量・上がり方・下がり方・安定性 を組み合わせて、
受検者の作業傾向を細かく分類したものです。
特に大事なのは、
安定しているか
後半まで持つか
ムラが大きいか
慣れると伸びるか
という点です。
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